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気まぐれ東大生の思想

「考えない力、忘れる力」

ご無沙汰しております。卒論審査も終わり、読書と部屋の掃除に励んでいる青山でございます。

何冊か心理学系の本を読んで、自分にとって必要な能力を見出すことができたので、紹介しようと思います。

考えない力、忘れる力。人が物事を判断する際に消費するエネルギーというものは、1日の中で限りのあるものです。適切な睡眠をとることができると、朝には完全に回復している状態です。物事を判断する機会が増えれば増えるほど、集中する時間が増えれば増えるほど、そのエネルギーは枯渇していきます。

そして、世の中には答えを知りようもない問題がゴロゴロ転がっています。その問題に際限なくエネルギーを割き続けることは、考えるべき問題のためのエネルギーを失うだけでなく、時に重大な判断ミスを招きます。

僕は、1つの問題を考え込むことが多いです。哲学的な問題ならば、その思考過程に意味があるので、長考に一定の価値はあると考えています。しかし、問題なのは「答えを求めているが自分ではその答えを出すことが不可能な問題」です。例えば、今この文章を読んでいる貴方が僕のことを嫌いかどうかという問題です。そんなものは長考しても答えが出るはずもなく、その過程に意味は存在しません。

そのような問題もずっと考えるづけると、ふと答えにたどり着いたかのように思われる瞬間が来ます。しかし、それは考えるエネルギーが枯渇したことにより、判断力が失われることによる「錯覚」です。判断力が尽きているため、その際導き出される答えは時に重篤な問題を引き起こします。(考えすぎることによる判断力の欠如が最悪の場合自殺に導くこともあると考えています。)

皮肉なことに、心理学的には、健全な状態の自分と判断力を失った状態の自分は、互いにわかり合うことができないのです。皆さんも、「なんであんなことを。。。」といった経験をしたことはありませんか。それは、健全な状態の自分が緊張、ストレスといった特殊な状態の自分には共感できないという性質からくるものです。

共感ができないため、想像もできません。今この文章を読んでいる貴方には、自分が覚せい剤に手を染めた時、そこから抜け出せるかも、うつ病になった時に自殺する道を選ばないかということも想像がつかないのです。

大切なのはエネルギーを枯渇させないこと、枯渇した状態で考えないことです。

ここでまた一つ問題が生じます。人にとって「忘れる、考えない」というのはとてつもなく難しいことなのです。皆さん、今から30秒間僕のことを全く考えないでください。。。できましたか?考えないということを意図的に行うのは非常に困難であり、そこにもエネルギーを必要とします。

そこで僕たちができることは別のことに集中することです。「趣味に没頭している間は他のことを忘れていた」という経験はありませんか?このような状態を作るのです。

「山手線を歩いて一周していた時、人の表情を意識して歩いていたら、悩み事を一時忘れることができ、気分が軽くなった」という経験があります。これも、考えることから逃れられたことによるものだと考えています。

人は過剰なエネルギーを使うような思考を抑え、エネルギーを保つことで、時としてクリエイティブなアイデアにめぐり合うことができます。事実、山手線一周の際に思いついたことはとても新鮮なものでした。

結局どうすれば良いのか。「今生きている自分の世界を感じること」です。月が綺麗でも良いし、タンポポが咲いていたでも良い、前に立っている女子高生が可愛いでも構いません(笑)。もっと今自分が生きている世界に意識を向けることで、脳みそを侵す不必要な思考から解放され、本当に大切な物事にそのエネルギーを使うことができるようになるのです。

僕は4月からまた「完全に独り」の状態から出発します。不安がかなり大きいです。でも、このことを不安に思うのはエネルギーの浪費です。僕はそれを考えたくないため、現実に意識を向けたいと思います。皆さん、僕の現実にどんどん登場して来てください。そして僕の意識を奪い去ってください。お話したり会えることを望んでいます。

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