3つの罠

3つの罠

1 ファッション誌は非日常的

*ファッション誌でファッションセンスを磨けない本当の理由

 ファッション誌でファッションセンスを磨いたという人が あなたの周りにいますか?ファッション誌を活用できない理由はいくつかあります。

・モデルと自身の体型が違うから
・色々な服装があり過ぎて、どれを参考にして良いか分からないから
・ファッション誌に掲載されている服が奇抜なかんじがするから

 どれもそうですが、 何より大きな理由は 3番目と関係してきます。ファッション誌の多くの写真は、非日常な風景を使っているものが多いです。 大自然の風景で撮った服が芸術作品のようにカッコよく見えるからです。

 しかし、非日常的な風景で、自分の体型と違うモデルさんが着ている服装をマネするのは、難易度が高いです。

 あなたが必要としている服装は、日常生活で着るアイテムです。 休日なら、デートに行ったり、パーティーに行ったりする服装。非日常の風景でかっこよく着ている服を日常の中で着ると、 舞台衣装を着て街を歩くように周囲から浮いてしまいます。


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 ファッションで重要なことは TPO を意識した服装をすることです。 TPO (タイム・プレイス・オケイジョン)、 要は日常生活の目的に合わせて、適切な服装をコーディネートすることこそが、 オシャレであり、センスアップなのです。

 ファッション誌は、アパレル業界の服を紹介することがメインの目的です。 商品である服を格好良く見せるために、オシャレなモデルさんが、 オシャレな大自然で撮っているカットが多い訳です。

 通勤のサラリーマンが電車に乗っているようなファッションスナップを見たことありますか?ファッション誌で登場するコーディネートの多くは、電車の中で着ると浮いてしまう格好な訳です。

 ファッション誌が商品である服をメインで紹介している以上、 TPOに合わせたファッションコーディネートを吸収することは 不可能です。

2 試着を繰り返すと自分のサイズがわかるようになる!

どうやってファッションセンスを磨けばよいのか

 義務教育で教えてくれない科目の一つにファッションセンスがあります。 思春期にオシャレに目覚めた人たちは 学生時代の友人たちとファッション談義をしながら、ショップで買物を繰り返します。

 ショップで何度も何度も試着を繰り返して、店員さんから買わされないように気をつけながらも ファッションの知識を盗む。その繰り返し。

 実際に試着を繰り返すことで、自分の適性なサイズが分かります。サイズが分かると、体のラインをジャストサイズで演出するシルエットを出すことができます。


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これは同一人物です。
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 左は、シャツを出していてパンツも少し余裕があります。 右は、シャツをタックインしていて、パンツも細めです。左よりも右の方が この人の体のサイズをジャストに表現し、シルエットを出せています。(シルエットについては、後の記事で詳しく明かします)

 ファッション誌をどんなにチェックしても 自分の体のサイズと服のシルエットの出方は分かりませんよね。「ひたすら試着すること」があなたのセンスを磨きます。

基本用語
シルエット・・・体のラインをきれいに見せること。
タックイン・・・シャツの裾をパンツに入れること。

3 現代はシルエットを魅せる時代

*流行は意図的に作られていることを知っていますか?

 ファッションセンスと流行の関係をご存知でしょうか?10年前、時代の流れは「シルエットを隠す時代」でした。コートで言えば、ロングコート。 パンツで言えば、ワイドパンツ。

 しかし、今は違います。アウターはショート丈。パンツはスキニー、シューカットなどタイトな感じが好まれます。『シルエットを魅せる時代』です。

 流行=時代の流れ
つまり、ファッションセンスがある人とは、時代の流れをいち早く掴んでいる人です。


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 では、「流行」自体を作っている人は誰なのか?

 「本当に流行っているか、どうか」は 街を歩いている人たちの格好の数で決まります。

 しかし、仕掛けを世間に広めているのは言うまでもなく、メディアです。 特に、ファッション誌は流行を仕掛けること自体が仕事の一環ということは間違いないです。

 ファッション誌でブームを仕掛けたけど、さほど流行らなかった場合、ファッション誌は違うブームを仕掛けます。つまり、ファッション誌に書いてあることを鵜呑みにしないでください。

 ファッションの免疫がない人が 「今年のトレンドはアメリカントラッド!」 という記事を見つけたとします。 ファッションのことがよく分からないから、印象に残ったのは アメリカントラッドという言葉だけ。 そもそもアメリカントラッドってどんな格好なのか分からない。でも、とりあえずショップに行って、店員さんに言われるわけです。

「この服はいま流行のアメリカントラッドを意識していますよ!」

 服を選ぶ知識がないから、印象に残っているキーワードが決定打となり、店員の営業トークにハマッてしまうのです。

 もちろんファッション誌から学べることもあります。例えば、複数のファッション誌をチェックして、流行の捉え方の解釈を吸収してみる、どのショップにどんな新作アイテムがあるかチェックする。

 ただ、これらはセンスの良い服を自分で選べるオシャレ中級者以上にとって役に立つ方法なのです。

基本用語
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スキニー・・・スキニーデニムの略。2006年秋から流行した裾まで細身のデニム。画像左
シューカット・・・シューカットデニムの略。2007年秋から流行しているデニム。裾下 20 センチより若干、広がりがある。画像右
Vゾーン・・・首周りにできる胸元の面積
ラペル・・・ジャケットの襟部分


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